中学受験 低学年期 やっておきたいこと6選

本記事は下記のようなお悩みをお持ちのかたにおすすめです

・塾に行かなければならないのか?

・低学年時期にやっておきたいことはなに?

・費用はそれほどかけたくはないけど、勉強はそこそこやってほしい

・「絶対にこの中学へ進ませたい!」という親の希望は無い 

新小学一年生になるお子様~2年生頃までのお子様がいて、中学受験を少し意識された保護者の方にお役に立てればと思います。

目次

中学受験を意識!低学年時にやっておきたいこと

中学受検者が増加しているニュースを見聞きして、「我が子には関係ない話ではないけど、そこまで一生懸命取り組ませるのは早いかな…」と思われていらっしゃるのであれば、ご紹介する6選はおすすめです。ご家庭で無理なく、環境を整えるだけで学習への取り組み方や中学受験の準備になります。

図書館に通うこと

図書館通いすることで、活字への抵抗がなくなります。成長すればするほど、本=勉強しなければならないと思う子供もいるようで、苦手意識を植え付ける前に簡単なことから始めてはいかがでしょうか。図書館に行くことで本に親しみを持ち、読むことの楽しさを覚えたお子様は、周りを見ていて、後伸びする子が多い印象があります。ただ、図書館行くことで本を借りることを強いたり、大人主体で本を選ばせることはNGです。ついつい、せっかくだから!と親の思惑を入れてしまいがちですが、そこはぐっと我慢。本人が図書館に通うのは楽しいと思うまで、まずは図書館へ行くことを一つの目安としたほうが良いでしょう。

計算力をつけること

文字とともに大事なことは数字、特に計算力は日々の積み重ねであるため小学校入学後には毎日5分でも良いので計算力を付ける学習が大切です。お月謝を払い公文へ行くのもよし、算数特化のタブレット学習 RISUきっずにて学習するのもよし、計算力を付ける学習は意識して取り組みましょう。また、低予算で学習ドリルを毎日5分取り組むことでも大丈夫です。本屋さんに行けば毎日簡単に取り組むことができるドリルが多くあります。「すみっコぐらし学習ドリル」「早ね早おき5分ドリル」「ポケモンずかんドリル」などなど、好きなキャラクターで、まずは楽しく継続を。

息子(新中一)に計算習慣をつけたかったのですが、半年くらいしか継続できませんでした…お金をかけて公文という選択肢もあったかなと思っています(低学年期から取り組むべきでした)

地図やゲームを使い地理の基礎作り

2006年出版された「頭の良い子の育つ家」でも、最近発行される中学受験のノウハウ本にも、よく言われる「賢い子の家にあるもの」は、『図鑑』『地図』『地球儀』です。特に、「地図」に関しては社会の土台となるものであり、難しいものでもないので、低学年から慣れ親しむことをオススメします。旅行へ行ったら、「ここへ行った」と声かけすることで、旅の楽しい思い出もよみがえり、沖縄へいったら「海がきれいだった」北海道へいったら「遠かった」などなど、地図を起点に話を膨らませることが大切です。後々社会の地理、また、歴史にも影響する部分であるため、地図に慣れ親しむことはそれほど難しいことではないので、早めの土台作りがオススメです。

学習ポスターとは?年齢に合わせたポスター選び

「学習ポスター」の定番は五十音表や地図、九九表等。毎日必ず利用するリビングやお風呂、廊下に貼ることで興味が湧いてきます。特に幼児~低学年時は親と一緒にお風呂に入るときに一緒に眺めて会話することで記憶の定着に繋がります。学習ポスターが活躍するのは小学校低学年くらいまでと思うかもしれませんが、高学年から中学生であっても学習ポスターで記憶の定着を図ることは効果的です。

博物館や科学館、体験学習などお出かけ

長男は大の恐竜好きであったため博物館へは毎週のように出かけました。博物館巡りの流れで科学館へ出かけることも、体験学習をさせる機会も多かったと思っています。博物館へ行くときには必ず図鑑も持っていき、確認しながら興味のある展示物を見ていました。ここまでせずとも、自宅に帰った後に、「これ見たね」と声かけをしたり、数日後(時には数か月後)に図鑑を持ってきて「これ見たね」と言ってきたり。目に見える効果がすぐ出るものではないものの、結果的に生かされているなと思うことは多くあります。

親子の信頼関係を作っておくこと

当たり前かもしれませんが、子供が親のことを信頼してなければ、何も進みません。例えば、親のイロイロな「思惑」、良かれと思うことを変な形で子どもに伝わる前に、まずは親子で楽しんで過ごしたい!という気持ちが大切だと痛感しています。特に中~高学年になるにつれ、親の言うことよりも友達が優先、ギャングエイジに突入する前にしっかりと学習習慣はつけ、親子の信頼関係を作ることが大切です。

学習塾へいかずともまずは家庭学習で学習の土台作り

我が家では小学6年生から中学受験勉強を開始しました。息子は恐竜好きであったので、各地の恐竜博物館を巡ったことが功を奏し、地学分野は比較的スっと頭に入ったようです。生物も同様に難しく感じることは無かったようです。
また、幼少期から図書館には毎週10冊以上を借りていてました。小説や物語ではなく、恐竜や生物に関しての解説書でしたが、「文字をたくさん読むこと」に苦手意識がなかったことは、受験期に大きな効果があったのではないかと思っています。幼少期や低学年期の小さな体験や積み上げが、後伸びにつながるなと感じています。

我が家は低学年期は通塾なく過ごしましたが、親子共々、楽しみながら学ぶことで、後伸びで来たかなと感じています。今回は中学受験を意識し始めた、低学年時にやっておきたかったことをまとめました。

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